Riko Hiranuma Blog

「人生の質」を上げ
年齢を重ねることが楽しくなる。
そんなオリジナル性ある
唯一無二な方法を提供します。

私はパーソナルトレーナーとして今の会社に入社して3年で店長になりました。

 

店長になるまで、スタッフを持つまで、

私は数字の結果が全てだと、

それが人にとっての幸せだと、

 

そう思い込んで店長として3年目となる社会人をスタートさせました。

 

より周りの人より成長して、なるべく遠回りさせないように、

自分のスタッフ時代の成功経験を教えようとしました。

 

もし、社会人として結果が出ないのであればそれは自分の責任で、

自分がしてきた行動量が足りないから。

 

なしとげたいなら、そこに感情はいらないと。

 

 

そういう考え方をしていました。

ある意味男性脳だったのかもしれない。

 

 

でも、ある時気付いた。

 

より早く遠回りせずに数字とか結果が出ることが全てではないと。

 

 

数字という目に見える表面的なものなんかで、

人の幸せや人生を図ってはいけないと。

 

 

私はその時店長として3人のスタッフを見ていたんですが、

一人一人の幸せの形、

人生のストーリー、

育ってきた環境、

 

 

全て違っていて、24歳の私では、

とてもじゃないけど導いていけるような、

そんな簡単なことではなかった。

 

 

ある意味私は過信していたし、

背負いこみすぎていた。

 

 

私は自分がいる会社で一スタッフとして結果は出したけど、

自分が思い描いてた、

 

スタッフを自分が行きたい方向に導いていける存在には

正直なれなかった。

 

 

それでも、スタッフは何があっても前を向いて、

今も自分の足で歩いている。

 

 

 

会社という組織の中で、

一つの結果を出すというのはもちろん大事だけど、

 

人間一人一人側から見た、

その人の人生のストーリーがあるわけで、

 

 

それは私にももちろんあって、

 

 

人の数だけ、そのページの進み方も、

起承転結のタイミングも違う。

 

 

ただ、スタッフを見ていると、

その子のストーリーを読んでいるようで、

しっかり1ページずつ前に進んでいて、

それを見ているのが私は幸せだった。

 

 

数字というものさしでは計れない。

 

 

一人一人が持ってる人生のストーリーがあるのに、

同じ結末を目指す生き方は違うと思った。

 

 

 

だから私はナンバーワンではなく、

その一人一人が持ってる物語のベストな結末へつづくような、

オンリーワンを目指したい。

 

 

一人のトレーナーとして、

そしてこれからセラピストとして、

ありのまま生きたいという女性のその物語の1ページをつなぐような、

そんなお仕事をしたいと思ったのです。

 

 

 

自分自身がそういう生き方で

誰か一人でも道を照らしていけるなら。

 

 

 

自分の幸せは自分が決める。

自分の価値は自分がやりたいことで高めていく。

 

 

どうしようもできない悲しみに、

打ちひしがれそうな時、

これからやってくる明るい未来へと、

その小さな一歩を踏み出せるように。

 

 

周りと比べて自分は遠回りして損してると、

そう思ってる方は多いともう。

 

 

でも、遠回りした分あなたしか見てない景色、

痛み、感情がある。

 

 

後にその時の自分のように道に迷って遠回りしている子に、

道標になることができるから。

 

 

 

遠回りした分、強く優しくなれる。

 

 

私はそうやって自分に言い聞かせて、

そして経験して確かめながら自分のページを1枚ずつめくってます。

 

 

このブログが、誰かの心に届きますように。

 

 

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平沼りこ